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条件別に実戦例をあげて解説していくことにしましょう。
その時期にレース数が多い条件を狙うというのが基本ですが、便宜的に、ここでは3歳(4歳)のレースについて、次では古馬のレースについて、条件に即してポイントを説明していくことにします。デビュー戦は特殊なレースです。
馬券に参加するかしないかは、個人の判断にお任せします。というのは、これまでにも述べてきたように、私たち一般ファンは各馬それぞれが持つ本当の力を最初から知る方法を持っていないからです。
一般にいわれる血統の良さとか、トラックマンや新聞記者が見て感じた調教の様子とか、ゲートの出のよしあしといったものしか判断材料がありません。そんなレースで馬券に参加するのは正直言って危険が大きすぎると、私自身は考えています。
つまり、私は参加しないということであり、読者にもおすすめしないということです。この平均値を、賞金値0の8頭を除いて算出すると、344÷6・3になります。
全出走頭数で算出した平均値でグループ分けをすれば、H、T、B、F、Sがbグループ、Kがcグループ、残り8頭がdグループということになります。後の数値でグループ分けをすると、aグループはH、bグループがT、CグループがB、F、S、K、dグループが残り8頭ということになります。
結論からいえば、どちらの数値を採用しても同じ軸馬が選定されます。読者には自分でやりやすいと思うほう、あるいは自分で納得できると思うほうを採用していただいて結構です。
近走2着の馬はいません。Hは前々走が2着ですが、5か月の休養前のものであり、また芝での成績であるため参考外となります。
最近3着の成績をあげているのは、Tだけです。これはこのレースに近いダートの1600mであげたものであり、信頼できます。
しかし、3着というのは、2着ほどにはあてにならないところもあるので、近走4着馬もチェックします。B、H、F、Sという名があがりますが、BとHは1400Mでの成績、Sは芝での成績です。
それならダートの1600mで4着のFに分があります。このFとTでは、後者の方が賞金値で上位です。
中2週、中3週のローテーションも好感が持てます。ここは素直に着順通りの評価をするべきでしょう。
賞金値1位で、同距離の前2戦を2着している3番、Sが軸。賞金値bグループの7番T、cグループから前走同距離3着のー番F、休み明けですが新馬戦で3番人気に推された3番Mの3頭を選んで流してみました。
5番は初めての芝でのレースということで、2着にきたらの遊び心で少々買ってみました。前で、下級条件のレースに出てくる馬の特徴を述べました。
つまり、年に1回か2回しか勝てないからこのクラスなのである、ということですが、それは古馬についてであり、3歳あるいは4歳春の500万下の馬にはあてはまりません。3歳や4歳の限定戦の場合は、下級条件戦はひとつのステップレースとして位置付けられます。
これから出世していく馬が通過していくレースであり、勝ち上がった馬は当然昇級します(古馬の場合は昇級しないケースもあります)。このレースで十分に勝つ能力を備えており、さらに、昇級したあとのレースでも相応の競馬ができる潜在能力を秘めていなければ、ここを勝つ資格は得られないのです。
将来的な展望のもとに勝ち上がる3歳(4歳)馬の500万下と、年にー、2回のチャンスをものにしたというだけの古馬の500万下とは、レースの意味がまったく違うのだということをよく理解していただきたいと思います。もう一つ、3歳(4歳)馬の限定戦では特に(古馬でもそうですがどんなレースを勝ち上がってきたのかということに注目しなければなりません。
新馬戦はデューした開催中しか出走資格がないので、デビュー戦を含めて最も多くて4回、実際には2、3回しか出走チャンスがありません。その少ないチャンスをものにするには、それ相応の力を備えていなければならないのです。
つまり、新馬戦を勝ち上がった馬というのは、能力が高いと証明された馬だということができます。別の言い方をすれば、それ以降のレースでも勝馬となりうる潜在能力を秘めている馬ということです。
もちろん、未勝利戦を勝ち上がって活躍する馬もいます。能力はあっても、さまざまな事情で未勝利戦に回らざるを得なくなることもあるからです。
未勝利勝ちだから能力が劣るということでは決してありません。ただ、それは玉石混交のグループであって、必ずしも高い能力を証明された馬ばかりというわけにはいかないのです。
したがって、文句なしのAランクである新馬戦の勝馬は、特別なグループとして見ていく必要があります。レースによってはこれが決め手になることもあるので注意してください。
1番人気で決まったレースで当然のことながら配当も低いのですが、能力通りの決着で、これは3歳戦ならではの結果といえます。2着馬、3着馬も能力通りで、もちろんメンバーにもよりますが、次走で軸馬資格を得る可能性は十分あるでしょう。
メンバーによっては、前走までに500万下のレースで2着に入ったことのある馬がいない場合もあります。そんなケースを例にとってみましょう。
賞金値が平均値よりも上のグループは、断然上のTと、その下のN、C、S、T、Dの5頭のグループに分けられます。平均値よりも下のグループは、S、最低のGです。
500万下2着、3着の馬はいません。賞金値で断然トップのTが同条件の特別レース4着で、このメンバーでは最も成績がよく、なおかつ新馬戦を勝ち上がっています。
2戦ともこのレースと同じ芝の1800mというのもプラス材料です。唯一気になるのは、前走からの間隔が5週あることですが、とくに悪いところがあってのものではなく、調教も順調にこなしているので、他に傑出した馬(これまでの成績で)がいないここではマイナス材料とまではいかないでしょう。
他の新馬戦勝馬は、どちらもダート戦での勝ち星であり、勝ち上がってからも短距離戦のあと休養、あるいはダートと、このレースでの資格を得てはいません。未勝利勝ちのグループでは、SとTがダート1400Mの勝馬です。
Sはダート1800M勝ちで、さらに賞金値も平均以下となれば対象外。同様に、Gもここでは対象外です。
残るのは1頭、N。勝ち上がったのが芝の2000Mであり、このレースには最も近いレースです。
賞金値も平均値を上回っています。というわけで、これは同条件の2着馬がいないレースですが、実際はシンプルな決着になるケース。
114の一点に絞れます。1番人気であろうが、4倍に満たない配当であろうが、確信をもって一点買いができるなら、馬券に参加しない手はないというところでしょう。
ただ、このように賞金値bグループの頭数が多くて差の小さいケースは、成績チェックが轍密でないと、結論に達しません。それぞれ、どういったレースを使われてきたのか、きちんと見ていく必要があります。
その上での確信です。「Zソフト」は勝ち上がったレース内容まではきいてこないので、こういったケースでは軸馬を絞り切れません。
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